丹沢

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高松山から最明寺史跡公園へ

m山桜

4月2週の最明寺史跡公園はいい。わかってはいたが、行く機会がなかった。菜種梅雨がひどく、やっと晴れた日曜日に行くことができた。新松田からバスで高松山入口まで行き、ビリ堂、高松山を経て最明寺公園に向かい、約1時間の舗装道路を下りて新松田に戻った。約6時間の行程である。逆コースなら、公園まではタクシーがいいだろう。期待していた富士の展望は花曇りで今一だったが、高松山の下り、尺里峠コースの山桜の大木はなかなかのものだった。
mシャガ

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mアブラチャン2

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m春

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この付近は花じょろ道や虫沢古道など、「虫沢古道を守る会」が整備した道がある。花じょろ道は明治末期まで、山北町共和の八丁地域と松田町寄の虫沢地域を結んでいた山越えの生活道で、花嫁が牛に家財道具を載せ嫁いできたことから「はなじょろ道」(花女郎道)と呼ばれていたらしい。交通事情の変化から人の行き来が無くなり、地図から消えた「花じょろ道」を復活させたという。興味を惹かれる・・・・
新松田には他にも楽しみがある。松美酉酒造があり、試飲できるのだ。駅前にはなの舞も開店した。
今年は蝋梅の季節にも訪れたが、その頃はしぼりたての生酒が並んでいる。来年は河津桜が狙い目か?西平畑公園、ハーブガーデン、アグリパークなど見所が満載のようだ。

ミツバ岳

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ミツマタの季節、富士とのコラボで撮れる唯一の場所、ミツバ岳に行ってきた。
寺ノ沢駐車場に車を置き、滝壺橋の登山口から急登をジグザグに登る。春モヤで見えなくなることを想定して、予定通り10時までにビューポイントに到着した。しかし、本日は夕方まで空気クッキリの快晴。真っ白で清々しい富士を終日、眺める幸せを享受できた。三年ぶりのミツバ岳だったが、杉が高くなり、富士の展望はあと数年で見えなくなりそうだ。せっかくミツマタの大群落が育ってきたというのに、富士が見えなくてはねえ・・・・・・
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権現山から直進して、丹沢湖方面に下りる。急坂で危ない。転倒するともんどり打って、転げ落ちるかも知れない。3年前には感じなかった危うさを感じる・・・・・

駐車場に戻る途中、デジスコで野鳥を待っているカメラマンが東沢駐車場にたむろしていた。オオタカが撮れるということが評判になって集まっているらしい。それにしても朝から晩までチャンスを狙って空を見上げているのだから、根性の必要な趣味である。軟弱性急な私にはとても無理だ・・・・

鳥撮りダイアリーより
皇居にてオオタカ撮影。本州と北海道の低山に留鳥として分布し、冬には平地の水辺や農耕地、市街地でも見られる。
オオタカ

オオタカではなくてクマタカらしい。丹沢湖は出会える確率が高く、初心者向きらしい。鳥撮りも嵩じれば、重い機材を背負っての渓流歩きとなり、健脚でなければ出会いは期待できない。どの道も極めるのは大変なことなのだ。
地元の声・・・・丹沢湖周辺には、クマタカやヤマセミなどの大きい被写体が生息しています♪
山北町への観光のお客様に、公衆トイレ整備万全ですので…せめて地元の自動販売機で暖かい飲み物をどうぞ~!!

 クライマーや登山者は地元にお金を落としていかないから嫌われます。特にクライマーは事故を起こすので出費がかさむにも拘らず、車中泊や川原でテントの人が多い。鳥撮影者も同じなのかしら?

週末の塔ノ岳

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週末の快晴は都会の若者たちを丹沢に誘い込んだ。意外にも単独行が多かった。スノーシューを背負って大倉ピストンをしている若者には笑ってしまった。暖かかったので登山道は凍っていた。真新しいアイゼンをつけて登る人が多かったが、簡単に装着できる便利なものが人気のようだ。若者に混じってシニアも単独が多い。見た感じ、後期高齢者といった風情だが、シニアは本人の心がけ次第で、体力は維持できる。背中の丸い小柄な女性に追い抜かれ、追いつけなかったことがかなりのショックであった。

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単独行のメリット
 自分の体調・興味にあわせてコースを自由に決められるし、変更できる。自己責任だから、慎重になる。
他人の責任を負う必要はないので精神的負担がなく、山を楽しむことに集中できる。
 ただ、シニアはいつ何時不測の事態が発生するか、わからないので奥深い山の単独行は止めた方が良い。

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一日の王 尾崎喜八(1892~1974)『山の絵本』(岩波文庫)
山に登るだけで、誰もが「一日の王」になれる……山が好きな人には、共感して頂ける詩だと思う。平易に書き直してみた。

 背にはリュック、手にはストック、一日の王が出発する。
 磁石は首からつるした。
 ポケットには手帳とルーペと地図。
 天の青さがぽたぽた落ちてくるような春の夜明けよ! 
 早起きの雀の声のきこえるあたり、欅のおもたい新緑。
 咲きはじめた山吹やひとりしずか、小径の岩に鳴る靴の音。
 もうずっと下になった渓谷が、かすかにさらさらと早瀬の歌をうたっている。
 すでに都会は遠い。
 山の斜面を点々とパステル赤に染めているのは、ミツバツツジの花だろうか。
 一羽のオオルリが清水を飲んだり浴びたりしている。
 日蔭の岩は爽やかに濡れている。
 山を歩くことは、自然の全体と細部を愛し、理解することである。
 決して急用を帯びた人のように力走することではない。
 それがために一日の行程を、二日かかるとしても構わない。
  
 彼は午後の大半を、尾根から山頂へ、山頂からまた尾根へと歩いた。
 夕暮の空には、朱鷺の抜け毛のような雲が二筋三筋散っている。
 ようやく出逢った最初の部落を脇目もふらず通りすぎるには忍びない。
 老人に、若者に、娘に、彼は道をきく。
 たとえその道をほとんど熟知しているとしても、道をたずねる。
 彼は初めて見た谷奥の寒村を、旧知の場所のように思ってしまう。
 かくて貧しい彼といえども、思い出の宝に富まされながら、一日の王たることができた。

ヤビツ峠から大山寺へ

m富士山

大山寺の紅葉が見頃だと思い、大山寺へ行ってみることにした。どうせ行くなら、山登りも兼ねてということで、ヤビツまでバスで行き、緩やかな登山道の大山を登り、大山寺に下りるコースを選んだ。当日は快晴で富士山がくっきり大きく見えた。やはり、富士山は雪をすっぽり被る寒い季節がいい。今年一番のくっきり富士山を見ながら、大山の山頂に至った。空気が澄んで真鶴半島まで見え、眺望は最高だった。そこで軽く食事をとり、急坂を下社へ向かう。下社もケーブルカーで来た人で大賑わいだ。40分待ちだったとか。たった350mなので足でゆっくり登っても15分くらいなのだが・・・・ただ、急傾斜の石組階段なので転げ落ちたら、ただでは済まない。
m登山道の紅葉

m天狗の鼻突き岩

m大山からの展望

mもみじの表情大山

女坂を下りると大山寺がある。オーと歓声が上がる一面の紅葉。しかしである。12時を少し回ったばかりだというのに日陰である。太陽は見える。この季節、太陽が低く、南面に山が迫っているので、昼でも日陰になるのだ。朝一番で大山寺を目指すべきだった・・・・・
m大山寺1

m大山寺4

m大山寺5

ネットで見ると、ライトアップされた紅葉も美しい。夜景を背景にした紅葉はここだけのものなのでトライする価値はありそうだ。

丹沢の秋-ヨモギ平から表尾根縦走

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木々の佇まい、広い尾根筋、新緑を見た時から、紅葉も美しいだろうと狙いをつけていた。
ボスコのキャンプ場から、ヨモギ平に登る。ヨモギ平の紅葉はちょうど見ごろだった。ここから上は枯葉色が濃くなってるし、下はまだまだ深緑だ。いろいろな木の種類があって雑木林なのもいい。何よりも密集していない林の佇まいが最高だ。
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三ノ塔に着いた頃には霧が発生して展望はほとんどない。目的はヨモギ平だったから、ここからはトレーニングに切り替えて足早に通り過ぎた。表尾根の紅葉はよくない。尾根が狭くて、紅葉の斜面を見下ろす形になってしまう。富士が見えていても前景を彩る紅葉がないから季節感を表現できないだろう。興味があるのは塔ガ岳の北面キレットのシロヤシオだけだ。来年行ってみたい。
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丹沢の紅葉前線はどんどん下に降りている。11月下旬までは楽しめるだろう。