北岳は快晴

P7210253.jpg

梅雨は明けたものの山は今一不安定な天候が続いている。南アルプスは比較的安定していたので、19-21日北岳に行ってきた。

一日目:車で行き、御池小屋まで3時間の行程。下山中の登山者の話によると、18日は山は快晴だったものの下界の落雷の様子がすさまじく、さながら電光ショウの様だったとか・・・・。
確かに、神奈川県や東京で広範囲にわたって、強風とヒョウ、短時間ではあったが豪雨がすごかった。鷹取山で暑気払いをしていた最中だったので、その凄まじさは体験済みだった。
家の窓ガラスが割れるのではないかと心配になったというのだから、気象史上、特筆すべき異常気象である。これもトランプを選ぶような大国の国民が悪い。

二日目:草滑り-肩の小屋を経てトラバ-ス道の花畑をまったり楽しむ。植物の種類は多い。キタダケソウも残っていてくれた。
1時頃北岳山荘に到着したが、霧で展望は全く効かなかったので、間ノ岳往復は中止した。
P7200091.jpg

DSC08543.jpg

P7210275.jpg

P7210239.jpg

三日目:朝から快晴。雲一つない空に待望の富士山のシルエットが美しく大きく浮かぶ。今年3月、富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念事業として「富士山 がある風景100選」が選ばれた。
もちろんアクセスの悪い北岳は選ばれていないが、「富士山の展望 日本アルプス10選」なら、北岳は間違いなく選ばれるだろう。北岳から間ノ岳の稜線散歩は富士山を眺めながらの珠玉の高山散歩である。
時間的に間ノ岳までは難しいので、中白根まで往復70分のミニ散歩を楽しんだ。
P7210232.jpg

P7210224.jpg

P7210256.jpg

P7210259.jpg

P7210267.jpg

7月の中旬に高山に出かけたのは、ここ10年なかったことだ。梅雨明けが遅かったり、明けても天気が安定せず、日本の異常気象は当たり前になってしまったからだ。
やはり、7月中旬の山はいい。 高山植物がまだみずみずしい。残雪も山の風景にアクセントを与えている。
草滑りを登った地点、二俣分岐点のシカ柵に囲われたエリアはシナノキンバイの保護エリアだった。ビビッドな山吹色のキンバイが斜面一面を覆う。肩の小屋から北岳山頂に至る斜面もハクサンイチゲに覆われ、仙丈を背景になかなかの景観だった。そして、北岳から山荘に至るトラバ-ス道の花の種類は多く、キタダケソウもまだ咲いていた。捕食者であるシカは、ここまで奥地には入ってこれないのかもしれない。
ミネズオウ
P7200179.jpg
キバナシャクナゲ
P7200172.jpg

P7200157.jpg
ミヤマムラサキ
P7200151.jpg
キタダケソウ
P7200146.jpg
イワベンケイ
P7200131.jpg

P7200122.jpg

P7200097.jpg
チョウノスケソウ
P7200076.jpg
イワヒゲ
P7200059.jpg
イワウメ
P7200055.jpg

P7200029.jpg
シコタンソウ
DSC08585.jpg
ヤハズハハコ
DSC08565.jpg
ミヤマハナシノブ
DSC08545.jpg

そしてなくてはならない展望もこれ以上は望めない圧巻だった。特に中白根からの朝の眺望は抜群で北岳、仙丈、甲斐駒、鳳凰三山、八が岳、木曽駒・・・そして北アルプスまでが見えた。振り返ると、間ノ岳までの稜線が続く。間ノ岳まで行くと、塩見や赤石などの雄大な眺望が待っていることだろう。
P7210200.jpg

P7210203.jpg

P7210213.jpg

P7210214.jpg

山荘の敷地内ではライチョウの保護が行われていた。3年目に入る保護活動で3家族16羽が夜、箱に誘導され、捕食者から守られている。オスは子育てに参加しないから親鳥は3羽である。半月ほどのヒナが元気よく走り回っていた。1カ月に及ぶ保護活動期間内に犠牲になるヒナはいないという。サルも捕食者であるという衝撃的な事実にサルを憎らしく思ったものだ。
北岳での減少率がかなり高いそうだが、その要因はわからない。保護活動が報われて、個体数が増えるといいのだが・・・・・。
sDSCN2460_036.jpg

sDSCN2457_035.jpg

今回の山行では、単独行の高齢者と話す機会が多かった。秋田から来た80歳の男性。70代と思われる女性。下りのガレ場で細心の注意を払っていた。「怪我だけはしたくない。」
62歳の超元気な男性が男女同室なのに驚いていた。聞くと登山を始めてまだ2年程度。悩みは、つい走ってしまうこと。若い時からマラソンをやっていたという。仲間がどんどん減っていき、きつくなってきたので、のんびり健康的に楽しめるスポ-ツとして登山を始めたという。
シニア世代の悩みの共通項は仲間がいなくなってしまうことだ。山を諦める気持ちになれなくて、単独行で出かけるパタ-ンが多い。体力が衰えていないシニアは心配ないが、北岳の登山道はやはり厳しすぎる。
年をとると、パ-トナ-や仲間の存在は何物にも代えがたい。肩の小屋に連泊して北岳をピストンする方もいらした。
しかし、仲間がいないと、できないスポ-ツではなく、一人でも十分楽しめるスポ-ツであるのは嬉しい発見だった。
P7200078.jpg

P7200045.jpg

P7200039.jpg

P7200010.jpg

NHKスペシャル「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン」 が面白かった。
NHKでは、人口動態や介護、医療、格差、消費など様々な社会を映し出す5000を超える公共のデータを入手。「風が吹けば桶屋が儲かる」といった具合に、複雑に影響し合っているデータの関係性をAIが分析した。その結果、日本を変えるカギを握っているのが、高齢者でも子どもでもなく、「40代ひとり暮らし」であることが判明するという面白い結果に。
一人暮らしの半分ぐらいの人々は、仕事に面白さを感じ、生き生きと暮らしているのだが、収入が少なすぎて貧困から抜けられない人も多い。パ-トナ-はおろか、仲間づくりも難しい。今は良くても、高齢になると、自治会活動にも参加できず、孤独に苦しみ、うつ病にかかり、自殺者も増えると想像される。仕事以外に単独で楽しめる何かを持っていることが、精神的な安全弁になるように思えた。

日本の未来を動かす10のカギ
核家族数、40代一人暮らし率、病院数、女子中学生 肥満指数、平均婚姻年齢、乗用車保有率、できちゃった婚率、平均寿命、老衰死亡率、婚姻件数
それにしても社会の動静に影響を与える10の要因には突拍子のないものが含まれている。背後に見えるのは、低迷する経済の結果、貧困率が上がり、家族の絆が弱くなる無縁社会の深刻な広がりだ。この傾向は、これからもおさまる兆しはない。経済に左右されない安定した国家の構築以外に解決はありえないが、格差社会を防止できなかった人間の浅知恵に期待はできない。自分を取り巻く小さな社会を守る以外に方策はなさそうだ。そして、何よりも重要なのは一人でも幸せになれる能力を育むことだと思う。

仕事が好きな人は自分が仕事に依存していないか、もう一度考えてみた方がいい。定年になった時、茫然自失することがないように、仕事以外の楽しみを持って人生を豊かにしよう。
スポンサーサイト

東北の山旅-早池峰山

P6301059.jpg

最後の山は早池峰山。ここは10年以上前、一度しか登ったことはない。雷雨の中、岩場を下りていたが、長い鉄梯子に雷が落ちたらどうしようと、怖気づいてしまったことを思い出す。この時は河原坊を起点に周回コ-スを取ったが、去年の豪雨で河原坊コ-スは崩壊して復旧の見込みが立っていない。
DSC08456.jpg

DSC08464.jpg

河原坊駐車場に車を置いて、林道往復を含めて小田越コースをピストンする。天気予報は午後から曇りだったが、3時過ぎまで快晴の願ってもない好天だった。岩場の両側に咲く高山植物はさすが花の山として名高い早池峰だ。展望の良い午前中に頂上に着くために登りは景観を撮影。帰りはグデグデと高山植物を撮りまくった。
P6301042.jpg
剣ヶ峰が見える。
P6301056.jpg
山頂より薬師岳を望む。早池峰の展望台として薬師岳は良さそうだ。登山道は岩場で急峻だが、早池峰の山容は大きくてなだらかだ。
P6301054.jpg

P6301032.jpg

早池峰山には固有種が多い。その代表はハヤチネウスユキソウ。 日本産のウスユキソウの仲間では大型で、ヨーロッパアルプスのエーデルワイスにいちばん似ているそうだ。 ハヤチネウスユキソウの白いフランネルのような部分は苞葉と呼ばれる葉っぱだ。花は、中央の黄色い部分。
学名のLeontopodiumは、ライオンの足という意味で、苞葉を爪を広げたライオンの足にたとえた呼び名だ。見頃は、7月20日前後。
DSC08476.jpg

DSC08459.jpg

ナンブイヌナズナ (アブラナ科)
早池峰山以外では北海道の夕張岳と戸蔦別岳のみで見られる蛇紋岩植物。 日本産のアブラナ科の高山植物は、ほとんどが白い花ですが、本種とミヤマカラシのみが黄色い。 花期が早く、6月が見頃。
DSC08479.jpg

DSC08469.jpg

ナンブトラノオ (ダデ科)
早池峰山の固有種。 本州から北海道までの普通の高山には近縁種のイブキトラノオが生育し、高山草原に大群落を形成している。 早池峰山にはイブキトラノオは生育せず、本種がぽつん,ぽつんと咲く。 イブキトラノオよりも花穂が短い。小さな個体がポツンポツンと咲き始めていた。

ミヤマシオガマ (ゴマノハグサ科)
高山のお花畑で一般的な植物だ。 花の先がくちばし状に尖り色鮮やかな花で葉は細かく切れ込む。よく似た花にタカネシオガマがあるが、ミヤマシオガマほど葉が細かく裂けない。
DSC08492.jpg

チシマアマナ (ユリ科)
春先の高山の乾いた草地や岩場に生える小さな花。咲き残りのものを数本見かけた。
DSC08477.jpg

キバナノコマノツメ
タカネスミレが岩場や砂礫地帯にたくましく生育しているのに対して、キバナノコマノツメは岩陰など条件の良いところに弱々しく咲く印象だ。名前は葉の形が馬の蹄に似ているからだと言う。
DSC08470.jpg

ミヤマオダマキ (キンポウゲ科)
どこの高山でも見られるが、早池峰山では個体数が多い。
DSC08536.jpg

DSC08528.jpg

DSC08501.jpg

イワウメ
DSC08485.jpg

DSC08480.jpg

アズマギク
DSC08474.jpg

東北の山旅-月山

DSC08444.jpg

この時期の月山は初めてである。まだ、残雪が残るホルスタインの背のようになだらかな月山へ往復6時間余りの散策である。
P6290953.jpg

初級者向けの羽黒山口コ-スは、岩場もあるが、全体的になだらかで、雪渓が多く、快適な散策となった。雪渓でスキ-をしている物好きな人を見かけた。
P6290987.jpg

弥陀ヶ原を抜けた所に続く無量坂は弥陀ヶ原の高層湿原が展望でき、まだ雪をかっぶった鳥海山が空に浮かんでいた。
DSC08392.jpg

9合目の仏生池は周遊20mほどで、道端に、仏生池の守り神を祭る石室がある。
P6290981.jpg

P6290982.jpg

仏生池小屋の背後に見えるオモワシ山の由来は「真の頂を隠して、自らを頂上と思わしめる」ことに由来している。
唯一の急峻な短い岩場は行者返し。行者が修行の未熟を悟らされ、羽黒山に返されたとの伝説がある。何らかの修行不足が発覚して追い返されたようで、岩場が登れなくて返されたわけではなさそうだ。
DSC08452.jpg

DSC08434.jpg

DSC08413.jpg

DSC08407.jpg

DSC08399.jpg

DSC08396.jpg

DSC08381.jpg

大峰(標高1,909m)は月山の稜線で木道が整備されていて歩きやすい。
P6291001.jpg

山頂の月山神社ではお祓い(500円)をしてもらったものだけが参拝を許される。拝観料ではなく、身を清めた者だけが拝観を許されるというル-ルのようだ。飛鳥時代に皇族である蜂子皇子が開山したと伝えられる。お祓いと言う言葉にたじろいで、拝観は止めにした。
P6291004.jpg

<月山本宮の案内板より>
これより先の月山神社本宮内は、出羽三山神社の広大な境内の中でも古来特別な神域ですので、すべての方にお祓いを受けていただき、身を清めてからのご参詣をお願いしております。またこのような由来によって、石鳥居、石垣内は禁撮影となりますので、ご了承願います。
◇まず石門を入り、お祓い所にてお祓い料(500円)を払う。
◇お祓い所にて「ひとがた(人の形をした紙)」とお守りを受け取り、祈祷をうける。
◇「ひとがた」は頭から足元まで撫でて穢れをうつし、息を3回ふきかける。その後水の中へと流す。
◇お祓い所を抜けまっすぐ進むと小さな社があり、神官が祝詞をあげている。白装束に身を包んだ多数の参拝者が熱心に手を合わせている。
◇参拝後、お神酒をいただき、お札などの販売所を抜け出口へ

木道が整備された弥陀ヶ原周回コースは、一周2.2km。帰りに寄ってみたが、大小数十の池塘群が緑豊かな景観を作り出していた。高山植物には早すぎたが、7月中旬にもなれば、ニッコウキスゲやイワイチョウ、コバイケイソウの群落が素晴らしいに違いない。
P6290975.jpg

P6290972.jpg

P6290955.jpg

DSC08368.jpg

DSC08365.jpg

DSC08362.jpg

P6291016.jpg

P6291015.jpg

P6291010.jpg

P6291006.jpg

東北の山旅-南蔵王

DSC08316.jpg

NHKの花の百名山に選ばれた不忘山は南蔵王に位置する花の山。刈田峠から御釜を経て蔵王の最高峰熊野岳に至るコ-スは百名山登頂の登山客や観光客で賑わうところだが、不忘山に至る南蔵王は花畑の美しいシニア向きのコ-スである。懸案になっていた南蔵王を苅田峠から不忘山のピストンで、今年初めての高山植物に出会える山旅として企画した。
P6280949.jpg

P6280862.jpg

P6280946.jpg

DSC08348.jpg

DSC08342.jpg

DSC08340.jpg

DSC08328.jpg

DSC08309.jpg


芝草平の花畑が圧巻だった。刈田峠から3時間で往復できる。湿原を覆いつくすヒナサクラ、チングルマの群生は一見の価値がある。時期的にチングルマは終わりに近いと思っていたが、どういうわけか、最高の状態だった。ハクサンイチゲは散り始め、ユキワリコザクラは姿を消していた。ミヤマキンバイ、ツマトリソウ、イワカガミが美しく、ハクサンチドリが最高の状態で迎えてくれた。こんなに、色濃く大きなハクサンチドリは見たことがなかった。
DSC08318.jpg

DSC08304.jpg

DSC08299.jpg

DSC08285.jpg

P6280912.jpg

P6280898.jpg

P6280896.jpg

P6280885.jpg

P6280891.jpg

DSC08281.jpg

P6280948.jpg

P6280941.jpg

P6280933.jpg

P6280932.jpg

P6280930.jpg

緩やかにアップダウンを繰り返した登山道は南屏風岳から不忘山に向かう稜線で、一変する。ガレ場の鎖場に変わり、急坂が続く。この稜線にハクサンイチゲやユキワリコザクラが多いとのことだ。細い岩まじりの急坂を登り返すと不忘山の山頂に着く。山頂の北側には小さな石祠が祀られている。
P6280940.jpg

不忘山に戦時中、B29が墜落したと言う。昭和20年3月10日東京大空襲に前後し、3機のB29が吹雪の不忘山山麓に墜落した。3機が墜落した時間帯は、300機を超えるB-29の無差別爆撃により、推定で10万人以上が犠牲となった東京大空襲と重なる。3機の所属は別部隊でグアムとサイパンから飛来している。不忘山の山頂近くにある不忘の碑。1961年に地元有志により3機のB-29搭乗員34名の慰霊の為に建てたものである。一方的に米兵の慰霊を目的に建立したような文面で、違和感を感じる。東京大空襲への言及があっても良いように思う。しかし、「わが父の家には住み家多し」という新約聖書の文面を見て納得がいった。
ヨハネ14章1~6節
「あなたがたは心を騒がしてははなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのためにわたしは場所を備えに行くのです。わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいるところにあなたがたをもおらせるためです。」
結局、「汝の敵を愛せよ」というキリスト教的視点がなければ、戦争を防げないと思う。
私たちは迫害されたり侵略されたりすると、相手を憎んで、仕返ししようと考える。いや、昨今は専守防衛さえ虚ろになってきて、攻撃される前に相手を攻撃しても正当化されそうである。
憎しみの連鎖が個人間でも国家間でも争いにつながって行く。そこまで見据えての慰霊碑なのかもしれない。

To the memory of the 34 crewmen of the U.S. Air Force B-29's who sacrificed their lives for their country on this mountain on March 10, 1945, and to the everlasting peace of mankind.
"In my Father's house are many mansions." John 14:2
September, 1961 Erected by Fubokai
1945年3月10日 太平洋戦争で日本に襲来したアメリカ空軍B29が3機 この山中に墜落し、その乗組員34名全員が死亡しました ひどい吹雪の夜のことでありました 今この碑を建てて 戦争のため異境の山中に果てたアメリカ空軍将兵の霊を慰め あわせて人類永遠の平和を祈ります。
わが父の家には住み家多し ヨハネ伝第14章第2節
1961年9月 不忘会建立

マウントジ-ンズ那須のシロヤシオを求めて

P5280706.jpg

日本最大の群落と言うシロヤシオを求めてマウントジ-ンズに、行ってみた。残念ながら、今年は大凶作だ。
4-5年に一回の大豊作と言われているが、花がら摘みができないかららしい。

P5280704.jpg

P5280714.jpg

ゴヨウツツジは今年伸びた新芽の先に花芽をつける。しかし花がらがそのままだと、その部分は花がらが邪魔になり新芽が伸びるのが遅くなる。その上、花がらを摘んでおかないと、養分が取られてしまう。花芽分化は7月下旬〜8月上旬。
それまでに新芽が生長しきっていないと花芽はできないという。

大木が多く、これが開花したら、見事だろうとは思ったが、トウゴクミツバツツジとの共演もなさそうだし、何よりも密集度が低い。日本一は丹沢塔が岳の北面キレットだと思う。
P5280660.jpg

P5280661.jpg

P5280654.jpg

P5280528.jpg

今年は丹沢も不作らしい。それにしても全国一斉に、各地の山全体が不作になるのは不可思議だ。アマノジャクで我が道を行く大木があっても良いだろうに・・・自然の摂理は人智を超えているようだ。
ゴンドラ駅に近い小木が満開だったが、観光客のために花がらを摘んでいるのかもしれない。
P5280562.jpg

P5280602.jpg

P5280565.jpg

シロヤシオは不作だったが、期待していなかったアズマシャクナゲが満開だった。この前の天城の続編を見ているようで遠出の甲斐はあった。ミネザクラも見頃、天気もまずまず、朝日岳の鋭鋒が青空を貫く。
P5280617.jpg

P5280648.jpg

P5280639.jpg

P5280567.jpg

P5280620.jpg


2日目はお定まりの日光へ。
霧降高原に初めて行ってみたが、さすが霧降。午前中は霧の中。1445段の階段を往復してもくたびれただけだった。ここでもシカ柵が目立った。
P5290749.jpg

P5290765.jpg

キスゲ平は、昭和40年に日光市がスキー場を開設し、首都圏に近いスキー場として親しまれてきたが、平成16年に閉鎖された。この間、ゲレンデ整備のため毎年刈払いが行われてきた。人間の手が入ることによって維持される草原は「半自然草原」と呼ばれ、日当たりの良い環境に適応した植物が生育する。キスゲ平の半自然草原を維持していくため、今でも毎年秋に刈り払いを行っている。キスゲ補植活動、シカの食害防止活動、外来植物除去など、キスゲ平の半自然草原を維持するために、地元のボランティア団体などが、活動している。
P5290757.jpg

山のレストランの雰囲気が良かったので、1時間のランチタイムをゆったりと過ごした。霧降の滝への石畳の道も風情がある。
P5290735.jpg

P5290734.jpg

P5290729.jpg

その後、いろは坂を登って、明智平の展望を楽しみ、ミツバツツジを期待して竜頭の滝を目指した。なかなか見ごたえがあった。
P5290783.jpg

P5290801.jpg

P5290814.jpg

P5290822.jpg

P5290827.jpg

P5290846.jpg

帰りの道端にクリンソウの小群落を見つけた。千手ヶ浜のクリンソウももうじき満開になるだろう。
DSC08265.jpg

DSC08270.jpg